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華麗なるモデルハウス飯。
「元祖ボンカレー 中辛」
パッケージが懐かしいですね。
女優の松山容子さんという方らしいです。
街によく看板が貼りだされていた記憶がありますが、調べたら看板はホーロー製で、全国に9万5千枚貼りだされたそうです。
でもパッケージがこの方だった商品は記憶に無いですね。
王貞治さんが宣伝していて、3重丸に野球の縫い目があったのが私の最初の記憶です。
でも最初に何ですが、今回のオチは「パッケージがレトロだけど味はボンカレーでした(笑)」となると予想していました。
結果、違いましたが。
裏面のフォントもレトロ感が漂います。
「炒めた小麦粉」ですって。
そうなんですよね。
昔のカレーには小麦粉が入っていたんですよね。
電子レンジで1分40秒温めます。
楽な時代になったものです。
昔は湯せんでぼこぼこ温めて、ひっくり返そうとしたら水泡が弾けて火傷したもんです。
ごはんにかけようとすると…出てこない。
粘度が高い様です。
ボンカレーってこんな感じだったっけ?
盛り付けました。
ボンカレーってこんなに具が大きかったっけ?
頭の中のボンカレーとの記憶のすり合わせの結果、このボンカレーは私の知っているボンカレーでは無いと認定しました。
たしか肉も野菜も、言っては何ですが屑みたいなのしか入っていなかったと覚えています。
それにどう思い出しても、こんなに粘度が高いものではありません。
これは…美味しいの前に「懐かしい」と感じる味です。
昭和の時代、私がまだ小学生低学年だった頃に食べたカレーの味です。
小麦粉のせいでルウが「もったり」しています。
玉ねぎの甘みも感じられます。
そしてスパイス感はほとんど感じない。
インドのカレーではあり得ない、日本で独自に作られた紛い物のカレーの味です。(褒めています)
野菜もゴロゴロしていて、正に昭和お母さんのカレーという感じです。
辛さは中辛ですが殆ど辛みを感じません。
このボンカレーは「元祖」と付いていますが、最初のボンカレーはこんな感じだったのでしょうか?
少なくとも王貞治さんのボンカレーの味とは似ても似つかないものでした。
とっても懐かしく、とっても具だくさんで満足なボンカレーです。
御馳走様でした。