注文住宅で木の家を建てるならサイエンスホーム 『屋根断熱と排熱』

2020/04/13 ブログ

こんにちは、サイエンスホームの渡邊です。
木造住宅の基礎知識講座

【大きめの棟換気口】


 夏の木造住宅の2階が暑いのは当たり前と思われています。
確かに、2階は夏の直射を受けるので暑くなりやすいです。
また、2階天井の上に断熱材を入れた場合、天井裏は高温になりやすく、小屋根裏の熱が外にでにくく夜まで残っているため室温が下がらないのです。


 小屋根裏の熱を出すためには、棟換気口が有効的です。
通常の棟換気口は、雨仕舞のこともあり、開口部が小さいものが多く、設置個所も少ないことが多いです。
しかし、小屋根裏の熱気対策には、なるべく大き目の換気口を多数設置する必要があります。
片流れの屋根の場合には、大きめの換気口をつくりやすく、軒先の全長にわたって設置が可能となります。
切妻の屋根でも、片側の屋根を少し伸ばすことで、片流れと同じ納まりの換気口をつくることができます。


 空気は暖められることで上昇するので、上への空気の流れが確保できるようなつくりにすることがポイントです。
日本の屋根は、棟換気口を設置することでかなりの省エネ効果が得られるはずです。

 

【断熱材は屋根の直ぐ下に】


 屋根からの排熱のためには、屋根のすぐ下に通気層を設け、その下に断熱材を入れて熱気がすぐに排出できるようなつくりとします。
これを屋根断熱といい、断熱材を屋根のすぐ下に入れることで、小屋根裏をつくる必要がなくなり、天井面を張る必要もなくなります。
天井を高くして、船底天井にしたり、ロフトをつくって収納スペースとして活用することも可能になり、空間を有効活用することにつながります。
予算上、外張り断熱を壁面に含めてできない場合でも、夏の暑さたいさくとして屋根断熱とするのはとても効果的です。

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