注文住宅で木の家を建てるならサイエンスホーム 『手刻みとプレカット』

2020/01/13 ブログ
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こんにちは、サイエンスホームの渡邊です。

木造住宅の基本知識講座

【手刻みとプレカット】

 

『家づくりの伝統技術、手刻み』

これまでの家づくりでは、木造住宅の柱、梁などの構造部材は、手刻みといって、大工が手で木材に済付けをして切断、加工していました。

しかし、熟練した技術が要求されるうえ、手間と時間がかかるため、最近では、プレカットといって工場でコンピューターと機械によって構造部材を加工することがおおくなりました。

 

手刻みでは、木材を大工が一本一本使う方向や木目などを確認し、仕口などの加工も工夫をこらし、組み立てるので、木の個性に合わせたカッティングが可能です。

 

 

『1日で加工できるプレカット』

プレカットで加工を進めるにあたり、意匠図と伏図、場合によっては軸組図を工場に渡し、それをもとに、施工図(プレカット図)を作成してもらう。

施工図のテェックを何度か繰り返し、内容が確定した段階で、加工にはいる。

 

通常は、プレカット用のCADと加工の機会が連動しており、施工図どおりに加工できる。

機会で加工するため、精度がかなり高くなります。

しかしながら、組み立てやすくするために、ホゾ(木材の端部につくった突起)を50㎜程度に短くすることが多く、ホゾの差し込みによる強度が十分期待出来ない場合もあります。

また、プレカット工場では木材を丸太として使用する場合の加工は出来ない事が多いです。

そのような場合は、プレカット工場で手刻み加工をしたり、施工する大工が別途、手刻みをすることになります。

 

プレカットが多くなってきているため、手刻みができる大工が少なくなっている点は、木造住宅の技術を残す意味で懸念されています。